東京理科大学 創域理工学部 情報計算科学科
松澤研究室
Don't believe in the common sense of the world.
Create it yourself with science.
研究室情報
〒278-8510 千葉県野田市山崎2641 東京理科大学野田キャンパス6号館
6号館3階 松澤研究室 (教員研究室)
6号館2階 情報基礎研究室 (学生研究室)
6号館3階 ネットワーク科学研究室 (学生研究室)
6号館3階 ソフトコンピューティング研究室 (学生研究室)
2024年度 学生数
M2: 9名
M1: 8名
B4: 15名 (M0: 11名)※M0: 本学大学院進学内定者
B3: 2名 (6年一貫コース生 早期配属者)
外研M2: 2名
計36名の学生さんと活動しております.
また,本学科嘱託教授の明石重男先生と,電気電子情報工学科の鈴木海友先生(当研究室OB)をアドバイザー教員としてお招きしており,ゼミ・イベント等にご参加いただいております.
当研究室を志望する学生さんへ
当研究室では社会インフラであるインターネットの基盤・応用技術をはじめ,ネットワークに接続している計算機などを利用した技術・サービスなどの研究をメインに行っています.また,複雑ネットワークや脳神経ネットワークを模したニューラルネットワークを用いた研究なども行っています.
当研究室の学部4年生は,研究を通して「客観的視点・論理的思考」を身につけることを卒業研究の目的としています.多くの研究は個人の主観(面白いから,やってみたいから)が動機となって始まりますが,最終的なアウトプット(論文,発表)においては,主観的な主張では他者の理解や共感・評価を得ることができません.自分の行う研究が社会のどのようなニーズに答えることができるのか,類似する研究や技術と比べて何が異なり,それらに対してどのような優位性があるのか,などを日々のゼミで方針を微調整しながら研究を行い,完成度の高い研究を作りあげることによって,「客観的視点や論理的思考」を身につけていきます.
大学院に進学する場合は,「客観的視点や論理的思考」によって何が研究テーマとなりうるのか,どのような需要があり,そこへ何をもたらすことができるのかを自身で判断することができるようになっています.
社会に出る場合も,「客観的視点や論理的思考」を身に付けている人材であれば,相手や自身の組織(会社等)は何を求めているのか,何が足りないのか,などの問題提起を自身で導き出すこともできるでしょう.
また,その解決方法の模索,提案する方法やその有用性の主張に至るまで,卒業研究のルーチンワークで身に付けた様々な事柄がそのまま役に立つことでしょう.
「自分のやりたいと思ったこと=組織(会社)の利益となること」にすり合わせる視点変換ができれば,日々の仕事はモチベーションを高く行えるかもしれません.この視点のすり合わせは,主観で始まる動機を客観視点で有用性や新規性を述べる形でアウトプットする研究の遂行時に自然と身に付きます.
当研究室の卒業研究は専門的知識の習得や学術的成果は副次的なもので,上記のルーチンワークを体験することが最大の目的になります.そのため,当研究室の学生の研究テーマは,学生本人が興味を持ち,モチベーション高く続けられるテーマを設定します.
自分の好きなテーマで進捗を発表しながら,指導教員や他の学生との議論を経て研究を作り上げていくため,指導教員が専門とする分野以外にも幅広い領域の研究テーマを取り扱っています.
研究はとても楽しいものです.論文執筆や発表に追われたりなどの苦しい時期もありますが,本質的には知的欲求を追究したり,ものづくりに没頭したり,人が趣味にのめり込むことと同じです.それが自分の好きなことをテーマとした研究であればなおさらでしょう.
4年生の卒業研究でその楽しさの一部にでも触れることができた学生さんには,大学院で学術的成果を求められる研究に従事した時,大きな困難や問題に直面した際にも,乗り越えられる強さがあります.そして大きな困難を乗り越えたとき,それは満足感や自信となって次のモチベーションへと繋がります.
このような好循環で,自分のやりたいことを達成し,客観的に認められる術を知り,社会に必要とされ,またより大きなことにチャレンジするという自立した人材を社会に送り込むことが当研究室の理想かつ目的であり,教員が試行錯誤していることです.
当研究室の恒例行事と一つに,夏に行う合宿形式の中間発表会があります.中間発表会では,当研究室が送り出した幅広い分野の最先端で活躍するOB・OGやゲストを多数招聘し,発表後にOB・OGから知識や考え方を教示して頂き,互いに交流を深める機会も設けております.
また中間発表以外でもOB・OGとの交流イベントは数多く用意しておりますので,色々な刺激や知見を得る機会として活用していただきたいと思います.
学生・OB/OG合同の研究中間発表会
学会打ち上げの後で発表を終えた学生さんと
連絡先:
過去3年間の学生数
2023年度 学生数
M2: 5名
M1: 9名
B4: 11名(M0: 8名)※M0: 本学大学院進学者
B3: 3名 (6年一貫コース生 早期配属者)
外研M1: 2名
計30名の学生さんと活動しております.
2022年度 学生数
D3: 1名
M2: 11名
M1: 5名
B4: 12名(M0: 8名)※M0: 本学大学院進学者
外研B4: 3名
留学生(2023年度修士課程入学内定者): 1名
計33名の学生さんと活動しております.
2021年度 学生数
D2: 1名
M2: 4名
M1: 11名
B4: 9名(M0: 4名)※M0: 本学大学院進学者
外研B4: 1名
計26名の学生さんと活動しております.